振り切る時代

フジテレビの人が全員悪人なわけがないけれど。

そして誰もが悪いことをした人を非難して良いわけでもないし。

悪いことを非難することはいまそうすべき人、そうして然るべき人に任せておいて、超絶ヒマなだけの人は自分が本当にやるべきことを探したほうがいい。

中居君だって100%悪人ではない（そんな人いないだろう）んだから、芸能界を離れ前非を悔い次の世界でこころ安らかに生きていければいいのになと思う。

俺の知っている日本の芸能界というところは、本当に魑魅魍魎、モンスターのようなパワーとはち切れそうなオリジナリティの持ち主の跋扈するところで、まあ10年もいれば他では生きられなくなってしまうような世界ではある。

軽いスキャンダルなんかで適当なところで芸能界を去った人は大抵幸せな人生を生きている。

芸能界を全うするような人は必ずと言っていいほど心身ともに疲弊し切って老後に向かう。

そして心許せる人もほとんどいなく、家族がある人以外は惨めな暮らしをしている人がほとんどだ。

大袈裟じゃないよ。じゃあ10年前にテレビで大活躍していたあのタレントは今何をしている？

いまはネットの世界があるから、そこにうまく乗り換えた人以外はほぼダメダメな人生だ。

で、何が言いたいかというと。

芸術。

AIがどうのこうのとか関係ない。

アートの世界だけは恒久的であり続ける。人類の歴史から見てもそれは明らかである。

「私のやっている音楽はゲージュツなんて呼べるシロモノではありやせん」なんて言ってる場合ではない。

芸能界の次はここ（音楽界）も淘汰されていくよ。アート以外は少なくとも職業や趣味という領域は無くなる可能性が大だ。

と、そんなことをオヲノさんが言っていた。