話しが長いとよく言われますが

話しを短くする気はない。更々ない。

言っておきますがね、時間がない時にそれを気にせずにベラベラ喋るようなことはしないよ。絶対にしない。バカじゃないんだから。時間の約束はかなり正確に守るほうだから遅刻なんかも滅多にしない。

特に大勢の人に聞かせなきゃいけない時は、時間をかけて喋ったほうが絶対いい。人によって理解力の差というものが大きくあるからだ。

理解力の差と言ってはいけないか。理解のスピードの差と言ったほうがいいね。良い悪いの問題ではないよ。じっくりと理解を深めてから動く人もいれば、直感的にサッと動く人もいる。そのどちらにもわかって貰えるには話しの量を多くしたほうが絶対にいい。

たくさん喋るのは判断の材料を増やすということなんです。

この店は旨いぞ、だけより俺はこの店ではカレーがいちばん好きだ、でもハンバーグがダントツ人気なんだって。そうそうロールキャベツ一回食ったらめちゃ旨かったなあ、、、くらいは言いたくなっちゃう。余計なお節介と言われりゃそれまでだが知ってることは教えたくなるし、それがオーダーの参考になるのだったら俺も嬉しいし。

まどろっこしい言い方をグダグダとしないようには心がけているよ。なるべく要領良く話すようには努力している。

オヲノの話しはわかりやすいとか言ってくれる人ももちろんいます。聞く方もただ聞いてるだけじゃなくて「あ、もういいっす。充分っす」とか「オヲノさん時間そんなにないっすよ」とか言ってくれたりするのはこちらも有り難いんだ。「黙って聞け」なんて言ったことは一度もない。

それでもね、相性というのかね、俺の話しが嫌だという人も今までいたわけ。で、どうしたかというと結局はそういう人には去って貰うことになったことが多い。

こっちはいまその時にこそ必然性のある話しをしようとしているわけで、長いというだけで嫌になるのだったらやはり俺の側にはいて欲しくはないと思ってしまう。っていうか、それ相性とかだけで考えてもダメでしょう。俺んとこにいる必要なんてないじゃん?

まあしかし「うわべだけのイエスマン」というのもいて、話しをすごくよく聞くフリをして全然聞いてなくて「オヲノさんのいう通りっす!」とか調子のいいことばかり言うやつもいるからね。黙って話しを聞いてる(フリをする)だけでオッケーというわけでもない。どこかで確かめなきゃいかん場合もあるからなあ。

60歳を越えるとそれなりにちゃんと中身のある話しをしないといけないからね、そのプレッシャーは相当あります。

それでも俺、喋りたいんだよ。だから俺の話しを聞きたいやつだけ現場に来て欲しいんだ。どの現場だって構わない。

ギター教室、FloaToneClub、音響レクチャー、レコーディング・プロジェクト、ライブ会場、、、待ってるから。何処かで会おう!

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【お知らせ】

久々に本気で演奏します。俺自身もすごい楽しみ。

なんせ共演がヒップスのあおいしんごさん滝之上ブラザーズのマッキー宮澤さんだもの。しんごさんドラムスもやるし、俺もベース弾くし。インストゥルメンタル中心だから聞き流しでも良いし。かなり面白いと思うよ。万障お繰り合わせのうえ、ぜひどうぞ。お車の送迎もあるよ。
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