昭和40年代くらいからどうだろう、少なくとも20年間くらいは男子にとってギターは必修科目だった。
もちろんギター女子もいましたが、女子はほとんどキチンとした素養とモチベーションを持っている「意識高い系」が多かった。男子はなんかとりあえず!みたいな感じ。みんなやってるから的な人ばかりと言ってもいいくらい。
ギター教室に行ったりするやつはほとんどいなかったな。たいていは、当時のヒットソングの歌詞と簡単な楽譜かギターコードが載っていた「明星・ヤングソング」とか「平凡ソング」とかのいわゆる「歌本」を買ってきてそれを見て練習する人が多かった。
とりあえずコードの押さえ方を覚えてなんとか押さえられるように頑張る。Fコードが難しい。指が攣る。あんまり無理をすると腱鞘炎になったりする、、、それは俺です。
皆んな我流なのでなかなか上達しない。なかなかうまくならないので数ヶ月で飽きちゃってやめる人も多かった。そういう連中がいま、
「ボクも昔はギター弾いてたんだよねー、え?弾いてみてくれって?いやいやもう昔だしずっと弾いてないもんオジサン」になってウザがられてるわけです。
同年代にはとにかく音楽の基本をよく知らない人が多い。だからうまくいかなかった時に踏ん張りが効かない。俺もそうだった。まあ俺は諦めなかったから今があるんだけど。
はっきりいってかなり勉強した。演奏の上達は早いほうだったので色んなところで演奏させてもらううちに、周りの言っていることがわからないのは恥ずかしいので勉強し始めたんだ。
今回の「超初心者の為のギター講座を始めよう」、実は初心者のためではない。超初心者のための、だ。
ここで「超初心者」の定義を。
ギターを弾いたことがあるがブランクが長いひとと、昔から今もずっと弾いているけれど全然上手くなっていないひと。
なぜ超初心者というか。これはスーパー初心者という意味ではなく、初心者を超えている者という意味なんです。
いまのアマチュア・ミュージシャン、ギタリスト、弾き語リストは捻くれている、拗けてるひとが多い。いや実に多い!下手でも構わない自分さえ楽しければ!なんて開き直ってる人も多い。
そういうひとってはっきり言って初心者よりタチが悪い。こちらのアドバイスなんか全然素直に聞いてくれない。ちょっと出来ないと、いままでやって無理だったんだから無理無理!と言ったり。なので「超初心者」。
そういうひとってお前の助けなんていらんよ、と言うような人ばかりだとは思ってます。
でも俺の周りにもモチベーションは高く少しでも上手くなりたい、色んな人に聴いて貰いたい、音楽の楽しさを色んな人と共有したいというひとは確実にいるんです。そして本心では、一度は基本から一所懸命にやってはみたい!と思ってる人もいるんです。
なのでそういうひとたちに呼びかけて一緒にやってみたいと思ったんです。
決して偉そうにはいたしません。あくまで明るく音楽の楽しさを共有する。それを第一義に考えていきたいです。
例えばどんなことをお教えするかというと、、、
コード・チェンジを早くする方法。コード覚えてもなかなか早く変えられない。これずっと悩んでいるかたもけっこう多いですよね。
アドリブがうまくなりたい。ギター、ヴォーカル咄嗟にパッと即興で出来るようになりたい。
うまいと言われない。言われたい!それは聴いてる人に「上手げに聞こえる」演奏ができていないのです。うまい演奏をしても、きれいに歌ってもいわゆる「聴き映え」がないと聴いてるひとの心には届かないのです。
そんな感じです。近々、、、どうしようかな。
ジモティにでもアップしようかな。興味のある方はたまにチェックよろしくお願いします。
ジモティ・超初心者のためのギター講座
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