情けなや 嗚呼情けなや 情けなや

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俺も愚痴やコボしの多い老害の一人であるとの自覚はある。あるよ。あるとも。

クドい。話が長い。すぐカァッとなり自分を抑えられない。

そんな俺にも若い頃があった。

しかし若い頃もクドくて、話が長くて、すぐカァッとなって自分を抑えられてなかった気がする。どうなんだろ。

ま、しかし、若いうちは誰しもエネルギーに満ち満ちていて、それがやる気、熱意の表れだとわかると少々のことは相手も許してくれる感じはあった。

歳をとるとそれなりに経験や知識もあるだろうに、という前提で相対するのでなかなか許し難くなってしまうのであろうか。

いい歳をして、とか良く言いますもんね。

歌の世界だとやはり若いうちの瑞々しい透き通るような声、ピーンと張りのある通る声なんかはやはり誰もが褒めます。

しかし経験を積んだいわゆる「練れた声」というのも素晴らしい魅力を持っています。晩年のフランク・シナトラとかサミー・デイヴィス・ジュニア、ディーン・マーチンとか。日本では晩年ジャズを歌っていた頃の八代亜紀さんとかね。

なんか自分はそうならないコンプレックスがあるんですよ。声が全然練れてこない。中途半端にキーが高く細い感じで貫禄みたいなものが一切ない。もはや若々しい声でも全然ねえし。

歌うことは元来好きなんですが、最近はあまり楽しくなくなってきてしまった。他の人のコーラスとかハモったりするのはまだまだ楽しいんですけどね。

ちょっと最近の俺の声を聞いてみてください。どんなものですかね。

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