断捨離ってそういうことなのかと思った話

【断捨離】

断捨離とは、自分にとって不要なものを捨て、物への執着心から離れて身軽でシンプルなライフスタイルを目指す考え方です。ヨガの「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」という3つの考え方に基づいて提唱され、作家やましたひでこさんの登録商標でもあります。

いちばん感心したのは「断捨離」が登録商標だったこと。

何か発明者とか提唱者とかの権利が蔑ろにされている昨今、こういうしっかりした話はほっとする。

音楽なんか酷いもんだよな。権利もそうだけれど盗用だけでなく二次使用とか流用、許可や使用料の問題をきちんと解決しているものでさえ、あまりのリスペクトの無さに唖然とすることが多い。

Youtube shortsなんかだと、、、

閃光のナントカとかアイドルがどうとかの曲がぶった斬られ全く敬意のない使い方をされているのを聴くとむしろその作者に文句を言いたくなる。いまは金が入ってくるという一点だけで許してるんでしょうけれど、音楽は消費物の一面もあるよ。自分の曲が擦られ過ぎて使い捨てみたいになってもいいのかよ?と。もっとプライドを持ってくれよ。

バブル期にそれまでハードルの高かったビートルズの曲をテレビCMに使う大企業が数社出てきた時のことを思い出す。

妙な使い方をすればファンのみならず世論も叩きにくるだろう、という雰囲気に満ち満ちていて企業側がちゃんと使おうという決意に溢れたCMばかりだったよ。曲を切る位置、フェードアウトのタイミング、ナレーションへの被り具合、、、まあどのCMも満点に近かった。よく頑張ってた。

まあでもやはりファンだな。ファンがもっともっと曲の使い方に厳しくなった方がいいんじゃないか。今のままだとヤバいよかなり。



さておき。

断捨離。執着心を無くすこと。これだ。これだ!

俺はいままで執着心は「こだわり」というふうに考えていた。譲れないプライド。

そんなもなーもういらん!

そっから始めよう。

なーにSNSやトーク番組のアクセス数が少なすぎるだとぅ?そんなの当たり前じゃないか。アクセス数にこだわりを持つという言い方はかっこいいが、ようするにそれに執着しているだけじゃないか。まったくアホらしい。

吸った息は吐く。それだけのことだ。

断ち、捨て、離す(離れる)。この行為そのものに意味を持たせるんだ。そうそれだけでいいはずだ!

そのゴールには何が待っているのか。それを楽しみにこれから生きていこう。

いい結論だ。いい結論だ!
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この記事へのコメント

  • カタヤマリウ

    最後のほうで怒涛のニーチェイズムを感じます。
    2024年07月30日 09:50
  • オヲノ

    超人思想?
    ニヒリズムとはほど遠いセンテンスだとは思うんだけれど笑、
    どう読むかは読み手の自由ですね
    2024年07月30日 22:52
  • カタヤマリウ

     まずは感嘆符の多さです。ニーチェは「神は死んだ」と書いたことも知られていますが、『悦ばしき知識』での「神は死んだ」あたりの記述は結構感嘆符が多いです(おそらく原語でもそうなのでしょう)。
     のみならず、超人思想にしても、「人生を肯定する」という側面があると思います。というか、あるらしいです。ニーチェの「永劫回帰」という考え方よろしく、「この人生がもう一度繰り返されるとしても」、超人のように「よしもう一度」と人生を面白がる、という。それでもニヒリズムと言われているのはなぜか、そのあたりは詳しくありません。
     どう読むかは読み手の自由ですね。
    2024年08月01日 02:02