「実は…」突然の告白にまさかの返答「えっそれでいいの?!」
最近のネットニュースの惹句を真似てみた。これでアクセス数が増えたらこういう煽りにも効果ありってことなんだろう…かな。しかし俺的にはこんな見出しはイライラはすれど、そのニュースを見に行こうという気持ちにはならないな。こういうのもたまーにのぞいたりはしてみるんだけれど大抵はつまらない、中身のうっすーい記事が多い。だからこそセンセーショナルに煽らなきゃいきないんだろうけれどね。
まあ、見出し詐欺にならないように表題に沿った話しをしましょう。
「今まで誰にも言ってないけれど実は…」という告白をされたことがあるうちでいちばん驚いたのは、80〜90年代に音楽好きなら大抵知っているくらい有名だったあるプロミュージシャンからの「○○○(超有名バンド)のレコードでギター弾いてるのは全部俺だ」という衝撃的なものだった。
その後、どうしてそうなったのかの経緯や事情も詳しく聞かせて貰って完全に納得もした。驚いたなあ。噂ではそういうの度々耳にしたことはあったけれど、実際に直接それに関わった人から聞くのは初めてだったし。
60年代に大人気だったモンキーズ。彼らは当時超大人気だったイギリスのビートルズのアメリカ版を!ということで一般公募によって選ばれたメンバーで構成されていた。その当時は(まだ)ミュージシャンではないタレントばかりだったので(ひとりだけミュージシャンはいた。ギターのマイク・ネスミス)、楽器がほとんど弾けなかった。でも人気が高まるにつれてコンサートやライブが組まれるようになってきて、窮余の一策としてステージ袖にプロミュージシャンを配して、ステージ上のモンキーズに合わせて演奏させたという話しを聞いたことがあった。そんなことできるんだとびっくりしたんだけれど。
そういったモンキーズの話しをしていたら、急に口数が少なくなってその「告白」になった。いま考えると「王様の耳はロバの耳」だったんだろう。誰かに言わないと我慢できないほどストレスやらなんやら溜まっていたんだと思う。その時の俺はあるプロジェクトチームの一介のスタッフだったし、その話しを他でベラベラ喋るような奴には思われていなかった、そのくらいの信頼はされていたんだな。
まあ今となっては別に驚くほどではない話しなんでね。「ああそう。なるほど。彼らならやっぱり」ってなもんだ。
しかし未だに思うんだ。「本当にそれでいいの?」って。ミュージシャンにとって自分たちの正式な音源って宝物だと思うんだよ。それが他人にやって貰ったものだなんて、プライド的にそんなこと我慢できるのかってね。
俺の垣間見てきた芸能界というところはまさに魑魅魍魎、妖怪やもののけ供が跋扈するおっそろしいところ。音楽界と芸能界は密接だしクロスするところは少なくはない。けれど俺の中では「芸能界に近い音楽人は基本ロクでもない」という認識がいつのまにかできてしまった。今でもけっこう確固たる認識ではある。
そういう界隈ではこういうことがたくさんある…のかも知れない。よ?

まあ、見出し詐欺にならないように表題に沿った話しをしましょう。
「今まで誰にも言ってないけれど実は…」という告白をされたことがあるうちでいちばん驚いたのは、80〜90年代に音楽好きなら大抵知っているくらい有名だったあるプロミュージシャンからの「○○○(超有名バンド)のレコードでギター弾いてるのは全部俺だ」という衝撃的なものだった。
その後、どうしてそうなったのかの経緯や事情も詳しく聞かせて貰って完全に納得もした。驚いたなあ。噂ではそういうの度々耳にしたことはあったけれど、実際に直接それに関わった人から聞くのは初めてだったし。
60年代に大人気だったモンキーズ。彼らは当時超大人気だったイギリスのビートルズのアメリカ版を!ということで一般公募によって選ばれたメンバーで構成されていた。その当時は(まだ)ミュージシャンではないタレントばかりだったので(ひとりだけミュージシャンはいた。ギターのマイク・ネスミス)、楽器がほとんど弾けなかった。でも人気が高まるにつれてコンサートやライブが組まれるようになってきて、窮余の一策としてステージ袖にプロミュージシャンを配して、ステージ上のモンキーズに合わせて演奏させたという話しを聞いたことがあった。そんなことできるんだとびっくりしたんだけれど。
そういったモンキーズの話しをしていたら、急に口数が少なくなってその「告白」になった。いま考えると「王様の耳はロバの耳」だったんだろう。誰かに言わないと我慢できないほどストレスやらなんやら溜まっていたんだと思う。その時の俺はあるプロジェクトチームの一介のスタッフだったし、その話しを他でベラベラ喋るような奴には思われていなかった、そのくらいの信頼はされていたんだな。
まあ今となっては別に驚くほどではない話しなんでね。「ああそう。なるほど。彼らならやっぱり」ってなもんだ。
しかし未だに思うんだ。「本当にそれでいいの?」って。ミュージシャンにとって自分たちの正式な音源って宝物だと思うんだよ。それが他人にやって貰ったものだなんて、プライド的にそんなこと我慢できるのかってね。
俺の垣間見てきた芸能界というところはまさに魑魅魍魎、妖怪やもののけ供が跋扈するおっそろしいところ。音楽界と芸能界は密接だしクロスするところは少なくはない。けれど俺の中では「芸能界に近い音楽人は基本ロクでもない」という認識がいつのまにかできてしまった。今でもけっこう確固たる認識ではある。
そういう界隈ではこういうことがたくさんある…のかも知れない。よ?

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