話しが長いとよく言われますが

話しを短くする気はない。更々ない。 言っておきますがね、時間がない時にそれを気にせずにベラベラ喋るようなことはしないよ。絶対にしない。バカじゃないんだから。時間の約束はかなり正確に守るほうだから遅刻なんかも滅多にしない。 特に大勢の人に聞かせなきゃいけない時は、時間をかけて喋ったほうが絶対いい。人によって理解力の差というものが大きくあるからだ。 理解力の差と言ってはいけないか。理解のスピードの差と言ったほうがいいね。良い悪いの問題ではないよ。じっくりと理解を深めてから動く人もいれば、直感的にサッと動く人もいる。そのどちらにもわかって貰えるには話しの量を多くしたほうが絶対にいい。 たくさん喋るのは判断の材料を増やすということなんです。 この店は旨いぞ、だけより俺はこの店ではカレーがいちばん好きだ、でもハンバーグがダントツ人気なんだって。そうそうロールキャベツ一回食ったらめちゃ旨かったなあ、、、くらいは言いたくなっちゃう。余計なお節介と言われりゃそれまでだが知ってることは教えたくなるし、それがオーダーの参考になるのだったら俺も嬉しいし。 まどろっこしい言い方をグダグダとしないようには心がけているよ。なるべく要領良く話すようには努力している。 オヲノの話しはわかりやすいとか言ってくれる人ももちろんいます。聞く方もただ聞いてるだけじゃなくて「あ、もういいっす。充分っす」とか「オヲノさん時間そんなにないっすよ」とか言ってくれたりするのはこちらも有り難いんだ。「黙って…

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ロックンローラーたるもの、

"Sex, Drag and Rock'n' Roll"は、いにしえの時代には「ロックンローラーの三種の神器」でありました。 これ誰が言い出したんだろうね、、、。 ロックは破天荒が売りでした。まあ、どこかでハッチャケないとダメという面は確かにあります。 照れ、羞恥心、人の目が気になることなど、一瞬でも忘れられたところにロックのカタルシスはあります。これは演る方も聴く方も同じ。 瞬時に駆け上がる興奮、これは持続性は無いものです。パッと咲いてパッと散る、そんな感じ。だから初期から60年代までのロック・チューンはどんなに長くても5、6分未満がほとんどでした。 60年代終わり頃から、様々な理由(ドラッグカルチャーは大いに関係あり)で、「持続性のあるロック」が生まれてきました。 プログレッシブ・ロックやヘヴィメタルなどリスナーの音楽に対するストーリー性への欲求とリスナーが音楽を長く聴ける環境が整ってきたことによって大きく変化しました。 演り手も不満の捌け口だけをロックに求めるような短絡的なミュージシャンだけでなく、自分たちの内なる探究心の追及、自らの心の解放を求めるような「真面目な」ロッカーも生まれてきました。 80年代以降はそういう色々な面で「成熟したロック」が主流となっていきました。 しかし。ドラッグを殊更に槍玉にあげるのはどうかとも思いますが、やはりロックはいまだにそういうイケナイことをやらかすような「不良っぼい」音楽という位置付けなようです。 …

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