ベビーフェイスとヒール

映画「ターミネーター」。 当初、アーノルド・シュワルツェネッガー氏にオファーがあったのはターミネーター役ではなく対峙する側、未来から来たカイル・リースという青年役だったと言う。イイモノ役ですね。 それをシュワちゃんが自らターミネーター役にしてくれと言ったという話しです。結果を見れば、まあまさにハマり役だったわけですよね。 イイモノ役のベビーフェイス、悪者役のヒール共々其々に難しいところはあるんでしょうが、USA、ハリウッドの規模ではヒール役は相当な覚悟がいるみたいです。 道を歩いてるだけで石投げられたりは日常茶飯事で、脅迫まがいのことをされたり、人の良いお婆ちゃんなんかはコンコンと説教したりするそうです。曰く「人としてやってはいけないことがあるんだよ」とか、、、笑。 これは役柄だからと言ってもピンとこなくて、役は分かってるけど実際もそんな感じなんでしょ!?みたいに言ってくるんだって。 ヒール役を演じる俳優には実際は良い人が多い、というのもよく言われたりしますね。 ベビーフェイスはベビーフェイスで、あまりそればかり続けているとマンネリ呼ばわりされたり、ええカッコしいに思われたり嫌なこともあるみたいです。仕事だからやってるのにねえ。 演劇だけでなく、色々なところでこの善悪のハッキリした役柄をつくるということが行なわれています。ポピュラー音楽もそう。 バンドなんかは特にね。これはマスコミも乗っかってやることが多いけれど、例えばビートルズの場合は、ヤン…

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超初心者の為のギター講座を始めよう

昭和40年代くらいからどうだろう、少なくとも20年間くらいは男子にとってギターは必修科目だった。 もちろんギター女子もいましたが、女子はほとんどキチンとした素養とモチベーションを持っている「意識高い系」が多かった。男子はなんかとりあえず!みたいな感じ。みんなやってるから的な人ばかりと言ってもいいくらい。 ギター教室に行ったりするやつはほとんどいなかったな。たいていは、当時のヒットソングの歌詞と簡単な楽譜かギターコードが載っていた「明星・ヤングソング」とか「平凡ソング」とかのいわゆる「歌本」を買ってきてそれを見て練習する人が多かった。 とりあえずコードの押さえ方を覚えてなんとか押さえられるように頑張る。Fコードが難しい。指が攣る。あんまり無理をすると腱鞘炎になったりする、、、それは俺です。 皆んな我流なのでなかなか上達しない。なかなかうまくならないので数ヶ月で飽きちゃってやめる人も多かった。そういう連中がいま、 「ボクも昔はギター弾いてたんだよねー、え?弾いてみてくれって?いやいやもう昔だしずっと弾いてないもんオジサン」になってウザがられてるわけです。 同年代にはとにかく音楽の基本をよく知らない人が多い。だからうまくいかなかった時に踏ん張りが効かない。俺もそうだった。まあ俺は諦めなかったから今があるんだけど。 はっきりいってかなり勉強した。演奏の上達は早いほうだったので色んなところで演奏させてもらううちに、周りの言っていることがわからないのは恥ずかしいの…

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