ベビーフェイスとヒール
映画「ターミネーター」。
当初、アーノルド・シュワルツェネッガー氏にオファーがあったのはターミネーター役ではなく対峙する側、未来から来たカイル・リースという青年役だったと言う。イイモノ役ですね。
それをシュワちゃんが自らターミネーター役にしてくれと言ったという話しです。結果を見れば、まあまさにハマり役だったわけですよね。
イイモノ役のベビーフェイス、悪者役のヒール共々其々に難しいところはあるんでしょうが、USA、ハリウッドの規模ではヒール役は相当な覚悟がいるみたいです。
道を歩いてるだけで石投げられたりは日常茶飯事で、脅迫まがいのことをされたり、人の良いお婆ちゃんなんかはコンコンと説教したりするそうです。曰く「人としてやってはいけないことがあるんだよ」とか、、、笑。
これは役柄だからと言ってもピンとこなくて、役は分かってるけど実際もそんな感じなんでしょ!?みたいに言ってくるんだって。
ヒール役を演じる俳優には実際は良い人が多い、というのもよく言われたりしますね。
ベビーフェイスはベビーフェイスで、あまりそればかり続けているとマンネリ呼ばわりされたり、ええカッコしいに思われたり嫌なこともあるみたいです。仕事だからやってるのにねえ。
演劇だけでなく、色々なところでこの善悪のハッキリした役柄をつくるということが行なわれています。ポピュラー音楽もそう。
バンドなんかは特にね。これはマスコミも乗っかってやることが多いけれど、例えばビートルズの場合は、ヤン…