俺というミュージシャン
普段の会話のなかでアマチュアで音楽活動をされているかたのことをミュージシャンと呼称するとたいてい「いやあそんな」みたいなことを言われます。
音楽以外でお付き合いのないかたに関しては「じゃあ何と呼べばいいの?」と思うこともしばしばです。俺はミュージシャンって単に音楽をやってるひとという意味でしか使ってないですよ。
音楽が関わらない人間関係にはほとんど興味がなくて、10年以上付き合いのあるかたでもそのかたの職業やご家族など何にも知らない、なんてことはザラにあるんです。本名を知らないなんてこともけっこうあります。
オヲノさんは何者ですか?と問われればもうミュージシャンですとしか言いようがない。たまに日本語で音楽家です、とも言うけど笑、他の何者でもないからね。
プロとかアマの定義の前の問題だからね、ミュージシャンと呼ぶかどうかということは。
これに「プロ」とか「選手」とか付くとちょっとややこしくなる。スポーツだと「選手」が付くとほぼプロ、もしくはプロに準ずるひと認定のようです。
まあ普通、プロ・ミュージシャンは自分のことをわざわざ「プロ」ミュージシャンです、とは言わないからね。ミュージシャンですって言うだろうから、そういう感じで捉われたら恥ずかしいという感覚で、「いやあミュージシャンなんてそんな」っていうのだろうかね。
俺に関しては「お前なんか有名じゃないしテレビにも出てねえし」なんて言われることもあろうから単に「ミュージシャンです」と言うようにしています。
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