20歳代にかなりアツい恋愛をした。その頃のことをふと思い出して当時よく聴いていたオフコースの「眠れぬ夜」を探して聴いてみて吃驚した。
歌詞。歌詞だよ。
ほぼ当時の自分の心境とピッタリだ、と思ったのだ。もう40年くらい前のことなのに、その当時の心境がありありとよみがえった。
眠れない夜と雨の日には忘れかけていた愛がよみがえる
で、関連して思い出したカーペンターズの「雨の日と月曜日は」
Rainy days and mondays always get me down
近い。近いなこのふたつは。
歌詞って恐ろしいね。言葉だけではなくそこにメロディーが重なると強烈なエネルギーを持つ。すごいパワーだ。今日はそのパワーにねじ伏せられるようだった。
お前は間違いなくこうだったんだぞ!と説き伏せられた感じ。まいった。そうだったのか。
その時の恋愛の終わりは自分にとっては全く不本意だった。相手を恨みもした。絶望も感じた。自棄にもなった。
しかしそれはあくまで自分の主観の範囲の中だけで自分だけで起こしたものだったんだ、といまになって気付かされた。
相手の気持ちはどうだったのか、どういうつもりで終わらせようと思ったのか、全く考えていなかった。ひでぇな。我ながら酷い。逆恨みもいいとこだ。
で、多分今夜は眠れないな。けれどどこかでそんな自分を愛でている気持ちもある。歳をとると功罪半ばだね何もかも、と独りごちる。。。