やめるのはカンタン

カンタンって、、、あー、あの千秋がボイスやってた、、、ってそれはノンタン。 、、、まあこのように。場がシラケている時にいつまでもつまらないことを言っているやつっているじゃないですか。、、、お前が言うなって?まあまあ、それはそれとして。 下手な鉄砲数撃ちゃ当たる的な考えなんでしょうかね。お笑い芸人でもそんなの増えてきてますよね。そして俺だけが気に留めているのかも知れませんが、最近、芸人やタレントの引退宣言が多くなった気がします。 しかしね。「やめることはカンタン」ではないです。「やめると言う(だけの)こと」はカンタンではありますが。 言うは易し行うは難し、というやつです。 やめる、というのはかなり独善的なことなのでそうカンタンに出来るわけはない。それこそカンタンには自分以外の周囲の人が許さない状況が多いと思います。 例えば芸人のコンビなんかはひとりがやめたいと言い出したって、理由が納得できなきゃ相方はそう容易く同意できないでしょう。相方にしてみれば「オマエ、自分のことしか考えないで勝手にやめるとかいうんじゃねえよ!」となる。 それでも俺は決めた、俺はやめる!といってやめたとて、なかなか綺麗にはやめられない。後々、なんやかやで引き止められたりしてズルズルと残ったりね。気持ちの問題もあります。気持ちだけは後悔が残ってしまって次の行動に支障をきたすなんてことにもなれば何のためにやめたんだよ、ということにもなりかねません。 逆に言えば、カンタンにやめられるよう…

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心のやすらぎを得られていた時期の話し

20歳代後半の頃。 目を覚ますのは「笑っていいとも!」のテレフォン・ショッキングのコーナーが終わるくらいの時間帯。番組が終わるまでベッドから出ない。 午後一時になると財布から¥1000札を一枚出してポケットに突っ込み家を出る。 歩いて10分くらいのところにあるスーパー"コモディイイダ"に向かう。途中にある公園にいつも3人のサラリーマンがタバコをふかしながら話し込んでいる。 スーパーに着く。¥1000で買える食材を買う。パスタ、野菜、肉類、無くなりそうな調味料、、、。 帰ったらお昼の準備だ。準備して食べ終わるとだいたい午後二時半。 ここから2時間くらい「仕事の準備」の時間だ。インターネットはまだほぼ無い。PCも無い。スマホはもちろん無い。前日に図書館で借りておいた画集や映画関連、そして漫画週刊誌、、、当時は毎月10〜15冊は買っていたな、、、をランダムにバラバラ見まくる。これが「準備」。 夕方から仕事にかかる。だいたい午後十一時くらいまで一心不乱に。区切りがついたらひとつため息をついて外出。歩いて5分くらいのレンタルビデオショップに向かう。ショップの入口ドアに「ソルジャーコップ」というビデオシネマのポスターが貼ってある。 ジャケ買いというか、パッ見て気に入ったパッケージの映画を一本、そして昔観てもう一度観たいと思った映画を一本借りる。 帰ったら上映会だ。長い映画が好きだから2本観ると朝の5時か6時。就寝。 こんな暮らしをそうだなあ、一年間く…

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そこにリスペクトはあるのか?

過去の(自分の)投稿をなんとなくみてたら、リウ君のコメントで「井上陽水さんの"Tokyo"とThe Beatlesの"Till there was you"が似ている」というのを見つけた。 で、改めて聴き比べてみると似てますねやはり。どこが似ているかというと間奏部分。ビートルズのはギターソロ、陽水さんのはストリングス中心と形は違うがメロディはかなり似ている。 井上陽水という人の曲づくりはとてもユニークで、印象に残っているアイデア、それはメロディ、歌詞やコンセプトの時もあるけど、それらをモチーフ(題材)にして着想を得ることがしばしばあるようだ。 俺なんかからみると「ちょっとズラす」という感じに思える。とても好きな曲を、「もし自分がつくったらこうなる」みたいな感覚で置き換えている感じ、というか。 これは、、、ちょっと大袈裟にいうと、ポップスはほぼこの発想で歴史をつくってきたとも言える。 例えば「ジョニー・B.グッド」で有名なチャック・ベリー。似た曲がたくさんあるし、のちに続いたロック・ミュージシャンもチャック・ベリーの曲になぞらえた曲をたくさんつくってきた。 そこにロックの大きな進歩があり発展があったのは確かだ。チャック・ベリーからレッド・ツェッペリン、そしてグリーン・デイまで全て繋がっている。 さて、井上陽水さんの"Tokyo"とThe Beatlesの"Till there was you"。メインのメロディはさほど似てはいない。雰囲気はかなり近いものがあ…

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