せんたっきとすいぞっかん
洗濯機。
水族館。
けっこう前にテレビ番組でダウンタウンの松ちゃんが浜ちゃんに言っていたのだが、お前は「せんたくき」を「せんたっき」、「すいぞくかん」を「すいぞっかん」という、それがすごく嫌なんや!と。
笑った。
日本語は難しい。漢字はたくさんの読み方があるし、同音異義語など勘違いをしやすい要素が多い。
中学校の時に何気なく「雰囲気、悪りぃなあ」と言ったら仲の良かったイイヅカが「ひろちゃんなにそれ!」とゲラゲラ笑い出した。きょとんとしていると、「それを言うなら、ふいんき!フ・イ・ン・キ、でしょ!」という。冗談かと思って否定したらやけにそう言い張る。しまいにはどうでもよくなって笑ってお仕舞いにしちゃったけどさ。
で、最近人に聞いたんだ。テキスト打ちで「ふいんき」と打っても「雰囲気」って出ますよって。やってみたら出た。ウソ〜んって感じ。だってどうみたって「囲気」は「イキ」としか読めないでしょう。これで「んき」とは読まないよな。なんか腑に落ちない、いまだに。
大学時代に「お前は本当にそういう関係にゾウシが深いなあ」とやたら言う友人がいた。毎度なんとなく流し聞きしてたんだけれど、ある日共通の友人とありゃなんなんだろうね、という話になった。
出た結論は「造詣が深い」の「詣」を「脂」か「旨」と間違えてんじゃねえのか、ということになって訊ねたらはたしてそうであった。大層恥ずかしがって、「オメーラわかってたんならもっと早く言えよ」と怒られた。かなり頭の良い、スマートなや…