【音楽一般】音と音楽
人の意思によって音を組み合わせたものが音楽。そんな感じなのかな。
自然界に自然にある、例えば鳥たちのさえずりの合唱なども、それを音楽と感ずる人間の意思があれば音楽ってことになると思う。
まあしかし時として、これを音楽と呼ぶのはやぶさかであると思わせるような音の組み合わせもある。
俺的には、その曲が独自に存在する必然性を持たないようなものは音楽とは呼びたくない。
はっきり言ってしまえば「売らんかな」な曲。愛着も愛情も湧かないような曲。明らかに手管だけでつくった曲。いわゆる子どもだましな曲。
例えば純粋なパクリ曲。純粋な、はおかしいか苦笑。
ビートルズの「ヘイ・ジュード」を歌詞だけそっくり変えて、「ヘイ・柔道」という曲だよこれは!と言って知らない人に聞かせれば、その人は「おお、ヘイ・柔道っていい曲だね!」と言うだろう。この例えは決して大袈裟じゃなくそんなようなことが平然とまかり通っている昨今ではある。嗚呼、いやだ嫌だ。
強いリスペクトがあればその曲に寄ってしまうことはあるだろう。しかし作り手にそれを自分のものとして恥じないだけの自分独自のイマジネーションとインスピレーションが込められたものなら、その曲が生まれ出る必然性はあるはずだ。
音楽を、単なる順列組み合わせだくらいの意識で弄んでいてごらん、今に強烈なしっぺ返しを喰らうよ。
過去に何人もそういうヤカラがいたのもご存知ない?
ニッポンでいえば、80年代に日本のロック界の新星だ希望だと騒がれた…